起業・転職する方に!今後のびる業種は「時代の法則」でわかります


コロナの影響が続き「3年後、いや1年後のビジョンさえ見えない」という声をよく聞きます。

「時代の法則」というテーマで、将来のビジョンの見通し方のお話をしています。
今回はその続きで、「時代の法則を活用して、どうビジネスに活用するか」について事例を交えてお話ししますね。

よくみていると「成長している企業は、時代の法則に沿った事業展開をしている」ことに気づけます。
時代の法則、とっても面白いです。
経営者や起業をお考えの方は、絶対知っておくといいですよ。

目次

成功する会社は「時代の法則」を知っている!?

前回「時代は10年ごと50年周期で巡る」というお話をしました。
戦後70年間に起こった出来事を振り返ってみると、10年ごとに政治経済や流行のトレンドが変化し、50年サイクルで繰り返していることがわかります。

ではここで、実際のビジネス界にこの「時代の法則」がどう当てはまるのか、確認してみましょう。

スターバックス
2007年頃(水の時代=学びの時代)は一人で読書や勉強がしやすいよう、少人数用テーブルを多く配置していました。現在(木の時代=家庭・チームの時代)は家族や友達などで利用しやすいよう、グループ向けのテーブルが増えています。

ディズニーランド
以前(水の時代以前)は親子やカップルで遊びに来る人が多く、直営ホテルは少人数タイプの客室が大半でした。
2017年(木の時代)以降、子・親・祖父母の3世代が一緒に泊まれる大部屋タイプが増えています。

ライザップ、カーブス
五行では水は「骨」、木は「筋肉」。2007年頃から骨のゆがみを矯正して体調を整える整体院や整骨院が急増。しかしその数コンビニの2倍にまで増えるほどの競争激化になり、2018年には過去10年で最高件数の整体院倒産となりました(東京商工リサーチ調査)。代わって2017年ごろから筋肉ブームが到来。一気にマッチョな男性がモテ始め、「筋力強化=健康」というコンセプトでライザップやカーブスが急成長しました。

このように「成長する企業では経営トップが『時代の法則』を知っているのか!?」と思うくらい、本当に時代のニーズにピッタリ合った臨機応変なコンセプトの切り替えを行っています。
だからこそ、客に飽きられることなく、ファンを増やしていけるのでしょうね。

軸は変えずに角度を変えてみよう

これらの成功している企業のビジネス展開には、一つの特徴があります。
それは、「ビジネスの軸は変えずに、角度(コンセプトやコンテンツ)だけを変えている」ことです。


時代テーマに沿ったアロマビジネスの変化

金の時代(1997年~2006年)
金のキーワードに、嗅覚があります。
この頃、日本でアロマブームが起き、アロマショップがたくさん出店しました。
その前の土の時代(1987年~1996年)にアロママッサージがセレブの間で話題になっていて、それが金の時代に花開いた形です。

私はお香を買って、部屋で焚いてました

水の時代(2007年~2016年)
アロマショップは一気に下火になりましたが、その代わりアロマスクールが人気になりました。
水の時代のキーワードである「学び」と見事に合っています。いち早くアロマスクールを経営した人が成功したということです。

水の時代(2007年~2016年)
2017年からアロマスクールが下火になり、変わって日常的な場面で使われるようになりました。
木の時代のキーワードは「実用化」。
職場環境を快適にするため、アロマディフューザーを置く企業が増え、アロマ家電が注目を集め、
家庭では、柔軟剤とか日用品にアロマを取り入れた商品が売上を伸ばしています。


そう、時代の流れを知ってか知らずか、儲かるビジネスコンセプトは確実に10年ごとに変化しているのです。
アロマエステ→アロマショップ→アロマスクール→実用的なアロマ・・・。

この移り変わり、すごくないですか?


時代に合わせて「切り口」を変えるだけ
今から副業や転職、事業転換などを考えている人は、今の会社の事業や自分のスキルを一旦書き出してみましょう。

未経験のビジネスで勝負をするより、今の持ち味を生かしたほうがアドバンテージがあるので有利に戦えます。
そこに時代の法則と照らし合わせて、切り口を変えた横展開を加えるのです。
そうすれば、新しいサービスとして人々の眼には新鮮に映り、新しい展開が見込めるかも。

経済成長期が再び来る! モノよりコトが大事

とはいえ、こんな時代だから成功する確率は低いでしょうか? いいえ、そんなことはありません。
今から50年前の10年間(1967年~1977年)は高度経済成長期。庶民の所得が10倍にもなりました。
歴史は繰り返すといわれるとおり、50年後の今、まさに進化・成長のチャンスが来ているのです!

ただし、50年前は大阪万博、札幌オリンピック、建設ラッシュなどの「工業系」の産業で隆盛だったのに対し、
今はAIやテレワーク、5Gなど「情報系」の産業が隆盛を迎えています。いわゆる第4次産業革命です。

また、有形の「モノ」を生産して消費する時代が終わり、無形の「コト」を求める時代になっています。
昔はマイホームやマイカーを所有するのが庶民の夢でしたが、今はシェアハウスやカーシェアが人気です。商品そのもの(目に見える価値)よりも、商品やサービスを通して得られる情報や体験(目に見えない価値)に重きを置く人が増えているのです。

成長は間違いないのですが、それ以上に従来の常識が通らない「新たな時代」が到来することは「脅威」でもあります。
こういう時こそ「舵取り」が重要なのですね。

クイズ番組やゲームの進化

ゲームも時代の流れに沿って移り変わっています。
ゲームといえば任天堂。
ニンテンドーはすごいです。
いつの時代もズバリ法則にあっているのですから。

金の時代
1997年からの10年間は、時代を読み解くワードの一つに格闘技がありました。そのため、『ストリートファイター』のような格闘系のコンテンツが人気でした。また任天堂のアクションゲーム「マリオブラザーズ」も大ヒットしましたね。
クイズ番組では『クイズミリオネア』が人気で、賞金が1000万円かゼロ円かの運試しに視聴者はドキドキしたものです。ところが、2007年にクイズミリオネアは打ち切りとなりました。2007年はちょうど時代の切れ目です。

水の時代
2007年からの10年は教育、知的財産、スキルアップなどの時代。ニンテンドーDSの『脳トレ』が人気になり、テレビでは知的クイズ番組が次々始まって、「高学歴芸人」というジャンルができましたよね。

木の時代
そして今、2017年からの時代を読み解くワードは「つながり」と「応用」です。ゲームは、人とつながれるニンテンドースイッチ「あつまれ どうぶつの森」がコロナ渦に世界中で大ヒットしています。またテレビでは謎解きやひらめき型のクイズ番組が大人気です。謎解きやひらめきっていうのは、知識をもとにした応用つまり「知恵」を使って生まれるものです。

時代のキーワードを組みわせた、年商38億円のビジネスモデル


ここで、私が最近「これは時代の法則に合った、うまいビジネスだな」と感心した、あるエンタメ会社のお話を紹介しますね。


年商38億円の急成長ビジネス
さて、今、謎解きから発展した「リアル脱出ゲーム」が人気なのをご存じですか? 
迷路などを謎解きしながら進んで行って、制限時間内に脱出するというアトラクションです。

これを運営するスクラップという会社は、年商なんと38億円!
先日(4月4日)がっちりマンデーでこの会社の紹介をしていて、「謎解き」×「体験」という今の時代を読み解くワードを組み合わせた「非常に優れたビジネスモデルになっている!」「木の時代のビジネスだ」とピンと来ました。

先を見ながら、この5年をしっかり生きよう!

ここまで、時代を読んだビジネス展開についてお話してきました。
コロナで先の見えない時代だからこそ「時代の法則」を手掛かりに5年先10年先の展開を考えることは意味があります。

しかし、「先を見る」のと同じくらい大事なことがあります。それは、「足元を見る」ことです。
今の「木の時代」のテーマで5年をしっかり生き抜くこと。この5年を疎かにして、豊かな未来はあり得ないと思ってください。

では、どのように先を見つつ、今を生きればよいか。そのヒントとして、一番大事なものを挙げるとしたら……? 
答えは「コミュニケーション」です。

2027年からは「コミュニケーション」の時代!

今のトレンドは2026年が区切りとなり、2027年から次の10年に入ります。
50年前の火の時代(1977年~1986年)はアイドルやカラオケなどの大衆文化が流行し、テレビや雑誌などのマスコミが力を持つようになりました。

今度の「火の時代」、どんな時代が来るのでしょうか。

歴史は繰り返すので、2027年からの10年間も同様の流れにはなりますが、
今、世の中の流れを見ていると、次の時代はITと動画を組み合わせたエンタメやe -スポーツ、そしてコミュニケーション関連のビジネスが一気に伸びることでしょう。

例えば「コミュニケーション」。
コミュニケーション体験そのものが商品サービスになるでしょう。
Googleのアレクサも、今以上に進化してコミュニケーションできるようになるでしょうね。

それからコミュニケーション能力がある人が、モテモテの引っ張りだこになって、桁違いの高収入をとり始めることでしょう。
テクノロジーでは代替できない「人間ならではの能力」が見直される、ということです。

人間ならではの能力、コミュニケーション力

人間ならではの能力とは何か……? 

これを突き詰めていくと、「血の通ったコミュニケーション」に集約されていきます。

「より良いコミュニケーション」という未来を視野に入れながら、今、目の前で起きている「テクノロジーの進化」を使って、将来何ができるかを考えていく――そんなビジネスのビジョンや戦略がこの5年では大事になってきます。

「なぜコミュニケーションが大事なのか」「どんなコミュニケーションのあり方が求められるか」の続きは、
また次回にお話しします。楽しみにしていてくださいね!

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